こんばんは、きざきです。
シリーズ「SDGsとメディア」Vol.14では、
人権問題の一つの考え方になりえるコンテンツをご紹介いたします。
(目標16 平和と公正をすべての人に)
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亜人ちゃんと語りたい(詳細はこちら)
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この作品は基本的に学園コメディなので、笑える作品ではあるのですが、
実は考えさせられる作品でもあります。
ここで出てくる亜人とは、ヴァンパイア、デュラハン、雪女、サキュバスです。
人間ではない亜人が社会に出て、人間と一緒に暮らすというのが、
法律上認められている社会ではあるものの、
やはり人間、亜人双方が「自分とは違う」と思っただけで、
そこに差別が生まれてくるわけです。
そんな差別は身近にあるというのをしっかり訴えてくるのがこの作品なのかなと。
主人公の高橋先生が、大学から亜人に興味を持っていた頃から、
亜人の生徒3人の面倒を見ていくんですが、その過程で、
亜人ばかりに目が行きすぎて、
人間の生徒に目が行かなくなってしまっているのではと
苦悩するシーンがあるのですが、
そんな先生を見ていた人間の生徒が高橋先生の苦悩を見て、
避けてきた亜人の生徒と亜人の話題で踏み込むシーンがあります。
このシーンを見ると、人権問題や差別は全世界が一丸となって
取り組んでいかないと前進しないんだなと感じました。
最後に、あるドラマのセリフの引用ですが、
相手と分かり合える事なんてない、だから理解しようと踏み込む事が大事なんだ。
なのかなと。
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