PL脳→ファイナンス思考
PL(Profit&Loss Statement)とは、
損益計算書のこと。会社の会計期間における経営成績を示す決算書。
簡単に言うと、収益からコストを引いて出た利益を示すもの。
PL脳とは、
会社の短期的・今期の利益を追求して、コストを低く、利益を高くしていくような脳みそのことだ。
個人レベルで言うと、
僕たちが日常からやっている
月末に給料が入って、家賃などの固定費を引いて
残ったものが自由に使えるお金だな。
って脳である。
ほとんどの人はそのような感覚しか持ち合わせていないはずだ。
それか、それ以外に考える余地がないと思う。
はっきり言うと、それが危険だ。
ということなのだ。
対して
「ファイナンス思考」とは、
より長期的な観点から将来生み出すキャッシュフローの最大化に向けて意思決定する思考
将来のことは目に見えづらい。
非直感的であり、自然には身につきにくい。
形の見えないものを評価していくという特徴があるからだ。
「株式会社」という仕組みは、
1600年前後に設立された”イギリス東インド会社”や”オランダ東インド会社”に始まり、王侯貴族からお金を集めた探検家が東インド諸島で香辛料などを持ち帰って交易することでお金を儲け、その儲けたお金を出資者に分配しようという仕組みだった。
ファイナンス思考が厄介なのが、PL脳と違いだけでなく、頭の回し方が逆になる。
事業を含め物事の成否を分ける要員として
「理・心・運」
理:頭で考えるロジック
心:考えたことを組織で実践すること
運:ツイているか
どれくらいの比率で成功に影響するか
理:心:運=1:4:5
e.g.)ファーストリテイリング(ユニクロ)の柳井正さんは、よく
「学者の意見は役に立たない。商売は理屈じゃない」と言われるけど、当の柳井さんがかなり理屈っぽい人だったりする。
理屈じゃないって言えるのは理屈が分かっている人だけ。
さて、とりあえずとして
このような理由で、ファイナンス思考を身につけることをしていこう。
あ、勘違いしないで欲しいんだけど、
株、FX、暗号通貨とかの金融商品に手を出して投資をしろと言っているわけではない。
若いうちから資産運用なんてなにが面白いの?
もし、興味があって応援したい企業があったとする。
その企業を調べたら「今後の伸びしろがあって楽しみ!」っていうんならその株買ってみればいいと思う。
投げるほど資本(お金)ないくせに投資なんて考えるな。
自分の価値を上げよ。
次回に続く。
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