シッダールタ(のちのブッダ)
から始まったとされる仏教。
それをちょっと勉強してみた。
仏教って他の宗教みたいにわりと一律の基準がないからわかりにくいんだよな。聖書みたいなね。
言葉とか、行為とか、ちょっと難解だった。
ブッダの滅後、
上座部仏教(保守派)
と
大乗仏教(改革派)
に分かれた。
上座部仏教は、ブッダ(釈迦)への尊崇深めるあまり、その最終目標をブッダではなく、阿羅漢に置いた。出家主義。
阿羅漢:最高の悟りに達した聖者のこと。応供(供養を受けるにふさわしい者)、不生(再び輪廻の世界に生まれ変わることのない者)、無学(もはや学ぶべきことがない者)とも呼ぶ。
対し、
大乗仏教では、如来(完成者)になることを目指した。また、ブッダとは、自ら一人一人が解脱することではなく、一切衆生を救うことを目的とする存在だと定義した。つまり、「他社の救済」を欠かせないテーマとして中心に置いた。在家でも可能性がある。
つまり、
大乗とは、全ての人が救われる。
小乗とは、少しの人しか救われない。
ゆえに、大乗仏教の方が優れているとした。小乗仏教というのは大乗仏教側の蔑称であり、小乗仏教は上座部仏教と呼ぶのが正しい。
1つずつ解説〜
十二縁起:無明の状態から、老死に至る仕組み(苦しみの過程)を示したもの。
「縁起(因縁生起)」
ブッダは、この世のものは、全て因(直接的原因)と縁(間接的原因)によって発生するとした。その因縁が常に変化するので、結果も常に変化する(=無常)と考えた。これが縁起説。
諸行無常は、全てのものは無常だよ。ってことね。
さてと、
日本は、大乗仏教の流れをくむ宗派がほとんど。
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