みなさん、こんにちは、きざきです〜
突然ですが、コードギアスとギルティクラウンってアニメをご存知ですか?
実はこのアニメには、共通点があります。
それはシリーズ構成(シリーズ構成)が同じという事です。
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シリーズ構成(シリーズこうせい)とは主にテレビアニメシリーズや特撮番組を
制作時に付けられる役職の一つであり、複数の脚本家が参加する作品では
そのまとめ役を担う。いわば脚本の監督とも言える仕事である。(wikipediaより)
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要するに2作品ともストーリーの展開を担う人が同じな訳です。
ちなみにコードギアスの頭文字が「CG」に対して、
ギルティクラウンは「GC」になります。
ここからして良くお分かりかと思います。
しかしながら、コードギアスは2006年にTVアニメで放送開始から
12年が経った今でも新シリーズが劇場公開されるなど人気コンテンツですが、
ギルティクラウンはコードギアスの成功を受けて2011年に放送されましたが、
監督自身も「失敗作」と言ってしまう程の低評価でした。
では、なぜこんなに大きく評価に明暗が出てしまったのか?を考えてみたいと思います。
あくまでも個人的見解なので、気軽にお読みいただければ。
【キャラクターについて】
コードギアスに関しては、ルルーシュやスザクなど他のキャラクターも
印象に残っているキャラが多い事に対して、
ギルティクラウンに関しては、コードギアスに比べるとキャラの魅力が薄い印象を受けます。
キャラクターの部分は、コードギアスの方が上回っているのかなと感じます。
【映像面、音楽について】
映像面、音楽に関しては、ギルティクラウンの方が良いかなと感じています。
フジテレビのアニメ枠「ノイタミナ」初の2クール作品という事と、
コードギアスの評判が良かった事もあって、予算も多く出たのかなと感じます。
ギルティクラウン音楽担当・澤野さんのサウンドトラックは今でも聞いています。
では、一番の差はどこだったのか?ストーリーの作り方だと感じています。
この2作品に関しては「ライブ感を大事にするタイプの脚本」という印象を受けます。
この構成の仕方がはまったのがコードギアスと言えます。
キャラクターの個性が印象的だったこともあり、
話を展開させやすい事もあったかと思います。
恐らく、ギルティクラウンに、
この「ライブ感を大事にするタイプの脚本」を当てはめてしまったが
失敗の一番な要因かと感じます。
では、なぜか?
それは「放送回数、放送期間の差」が大きい事です。
コードギアスは計4クール(2シーズン合算)、ギルティクラウンが計2クール。
実は「ギルティクラウン」も4クールを意識して作っていたのでは、
考えてしまうほどの展開でした。
あまりに最初が冗長すぎて、途中からの駆け足感が凄かったのが、
ギルティクラウンでした。
実際「ギルティクラウン」を日本語で訳すと「罪の王冠」ですが、
このタイトルらしい話になるのが、ストーリーの後半です。
あまりに遅いのが正直な印象です。
個人的には「罪の王冠」というタイトルに準じたストーリーになる
きっかけを作った「あるキャラクターの死」が
もう少し早め来ると良かったのかなと感じました。
最後に、個人的にはギルティクラウンの音楽は今でも聞いてしまいますし、
映像表現も素晴らしいんですが、
ストーリーにケチがついてしまうと
一気に悪い評価になってしまう典型例かなと思い、したためてみました。
あくまでも個人的見解なので、ご了承ください。
上がコードギアス、下がギルティクラウン
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